さくららい制作日記

こころと創作について

社会とトラウマの話

  巣立ち羽ばたいていく鳥たちが、うまくやっていけずに死んでしまうように。晴れて社会人になったけれど、わたしはADHDなのだとわかって、どうすればよいのかわからなくなることがあります。
   よく耳にする話ですけど、「小学校の頃のイジメが原因で大人になってもうなされつづけ、あげく無関係な人へ攻撃してしまう」
  ADHDはトラウマになりうる一線が低いらしい。たとえ小学生の頃にイジメがなくとも、いずれはトラウマを抱えることになるでしょう。
 

  ことに大切なのは、あなたを支えてくれていた存在のこと。幼い頃は誰しも気づかわれます。しかし、大人になるとわたしのチカラで生きようと努力して、それでいっぱいいっぱいになってしまうのですね。つまり、支えてくれて生きていくヒューマンにとって、愛してくれる、信頼できる人がいるかどうかにかかっています。

 

  ストレスは水です。グラスへたまります。水がグラスからあふれかえると、トラウマとしてあなたを苦しめることでしょう。だから、水をかきだすのです。

  イライラしてやつあたりするときは、誰かが話しを聞いてくれて(あるいは話してくれて)、それらを忘れられる。これらのプロセスがよき人生へ導くことは、もうすでに知っているはずです。

  それに気分は変わりやすいことも、言うまでもありません。

  さっき泣いていたヒューマンは、今にっこりと笑っていることだって、決して珍しいことではないのかもしれません。

 

  それは、このような会話が想定できます。


「もう、どうしちゃったわけ? さっきまで、あんなにムカつくって怒っていたじゃない」
で、そうやってあきれる友人へと吹き出して、笑いながらこう言う。
「泣いて、怒っていたら、もうどうでもよくなった」
  そして、明日のランチには忘れているのです。


  この話しはここでおしまい。

 

おっぱいと蝶

f:id:sakurarai:20170605104521j:image

  どうして、日本の女性はおっぱいをみせるといけないのでしょう。

 

  おっぱいの描かれた絵が気持ち悪がられるのでしょう。

   イスラム教徒の女性は、淫らに肌をみせてはいけませんが、日本からすれば、「どうしてあんなに隠しちゃうの」と思いますよね。しかし、アマゾンの奥地で暮らしている方々からすれば、「日本人はどうしてあんなに肌を隠しているの」となるわけです。

つまり、教化されているわけです。

 

  蝶と蛾はどっちもフランスではパピヨンなのは、有名な話。どっちも鱗翅目の昆虫であり生物分類学上でも区別されていません。

  朝のイメージでモルフォをモデルに、夜のイメージでオオミズアオをモデルに、パピヨンガール(ぼくの造語)を描こうかな、と考えておりました。

  マイナーですが、虫娘というジャンルがあります。これはあまりに幅が広くて定義もあやふやですから、体は人間、翅はパピヨンというものが、パピヨンガールの定義とする(フェアリーではない)。
  蛾娘、蝶娘という隔ては、理科的観点から避けたい。だから、パピヨン
パピヨンの種類を美少女で愉しむという。だから、フェアリーではないのです。

 

ネクタイ

  なるほど、と得心することがひとつ。サラリーマンのネクタイとは首輪である。

  よくイラストに描かれる、ネクタイをぐいっと引っ張るやつ、緩めてビールを飲むやつ、あれは、つまり首輪なのだ。

  あっちのホテルでは、まずネクタイから褒めるらしい。「まあ、素敵なネクタイ」とは、「まあ、素敵な首輪」のことであり、奴隷を誉めるようなものなのだ。

映画 美しい星

 

『美しい星』を観た。

 

  長いぞ、すごく。長時間淡々と進む読書しているような気持ちになる映画。よくある大作でCGばりばりの大迫力に圧倒されるのもよいけれど、観ていてゾクッとするようなカットがあった。ぼくとしては好き。

  余韻がある映画……というよりか、なんども思い返すような映画(原作が原作なだけに)。もういっちゃいますが(そして知っていた方が面白いと思う)地球VS人類みたいな話です。

 

  必死に訴えかけている姿が滑稽なのは、滑稽ゆえに観客と地球を対峙させて、あの政治家は観客の代弁者になっているからだろう。

  誰もが滑稽だと笑い、どうでもよさそうにして、相手にしないようにし……人間のあまりに汚い姿に気がついたとき、美しい星になるのだ。

これは林檎です

f:id:sakurarai:20170531023941j:image


🍎林檎だ!😻

🍏林檎! でもまだ青いな😿

 

🏙
ーー二〇一七年東京。
🙍‍♂️これがなにかわかりますか?

🍎絵文字です😾

💁‍♂️だんだんこの世界の真理を理解してきたようだね。

 

💁‍♂️🍎林檎だと思っていたものはただの絵文字に過ぎず、私たちもまた絵文字に過ぎないのだよ。

😾この世界のすべてが二次元でしかないわけですね。

🙎‍♂️そう、だからこの世界を救うために、三次元空間へ移動しなければならないのだよ。ホンモノの林檎を手に入れるために、ね。


◆学ぶ
………………。


😾ぼくも東京で学ぶまえは、林檎は食べものとしてしか見ていなかった。だけど今は違う。

👨‍⚕️次元移動装置は完成しました。あとはスイッチを押して、次元の穴をくぐるだけです。

😾えい(ポチッ)


ファーンファーンファーンファーン

👨‍⚕️大変、次元の向こうから侵略者です!


🙀ど、どうしよう!! だ、だれか!

 


👤クククク

🙀あ、あなたは!?

🙋‍♂️ご苦労だったね。手間暇かけてついに次元移動装置を完成させたとは、飛んだお馬鹿さんだ。


🙀なにを言っているのですか??

🙎‍♂️私の正体を明かそう。

 

🦋🤹🏿‍♂️🦋
私の名はオブライエン


🙀オブライエン!? 蝶野さんでは?

🦋🤹🏿‍♂️🦋
それは世を忍ぶ仮の名だよ。
私は次元と次元をつなげる者。
わかりやすくいえば、超越者……人は神と呼んでいる。

🙀神!!

🌌🌌🌌🌌🌌🌌
🌌🌌🌌🌌🌌🌌
🌌🌌🌌🌌🌌🌌
🦋🤹🏿‍♂️🦋
この異なる次元を統一したとき、宇宙の秩序は護られる。
超高度文明のテクノロジーの魔の手によって宇宙の生命が皆滅びかかっている。
生命たちの逃げ場を生みださなければいけないのだよ。


👱一方そのころ、街は次元移動装置によって生まれた穴から出現したエイリアンの攻撃を受けていた
👽👽👽👽
💥💥💥💥
🌃🌃🌃🌃🌃

👨‍✈️ッ!! 我々の軍事力では太刀打ちできない!!

 


👨‍⚕️大変だ!! しかし、どうすれば。
ん?

🍎

👨‍⚕️そうか、林檎だ。林檎を記号ではなく、林檎だと誤認する装置を開発すればいいのだ!!

👨‍⚕️林檎だと誰もが思うようになれば、もはや次元移動を試みることもなくなる。すべての次元に林檎装置を使って疑うことができなくしよう。

◆VSオブライエン

 


🦋🤹🏿‍♂️🦋
準備は整った。
すべては救済される。

🙀さ、さいあくの事態!!

 

👨‍⚕️これを受け取りなさい!

✨💎✨

🙀これは!?

👨‍⚕️林檎装置と名付けたものです。それを次元移動装置の穴へ向けて起動させてください

🦋🤹🏿‍♂️🦋
させるものか

 

 

😹思えば、蝶野さんがいなければ、ぼくは一生ずっとずっと林檎を食べものとしてしか見ていなかった。すべて蝶野さんのおかげだ。たとえぼくを騙していたとしても、真実を教えてくれた。ありがとう、ごめんなさい。

🦋🤹🏿‍♂️🦋
やめろやめろやめろ

ーー起動

✨✨✨✨
✨💎✨✨
✨✨✨✨

◆これは林檎です

🍎林檎だ!!😻

🍏林檎だ! でもまだ青いな😿


😿…………


😿…………


😿…………ぼくは………

 

🍎🍎🍎😹林檎だ!! おいしいなあ!!

🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎🍎

FIN

一〇年間でどれくらい成長したか

 

  ひとはどれくらい描けばうまくなるのでしょう。

今回は、ビフォーアフターネタどすえ。

 

 

 

f:id:sakurarai:20170524211708j:image

これは、中一の頃に描いていた漫画のキャラです。

  青髪に赤鉢巻、ボロの服に手には鍬が。
なんじゃこれは、と思いました(我ながら)。


  ただ、このファンタジアでプロレタリアのモチーフを使うあたりは、今とまったく変わってません。

 

f:id:sakurarai:20170524211800j:image

  ホームズはただじっとしているのだが、そのとき脚をたてるので、愛用の緋色のパンツがみえてしまう。しかしそれより、わたしにしてみれば、探偵をするには、まだ一三はいささかはやすぎるのではないかと思う。
「ワトソンくん、東洋には少年が探偵の本があるそうじゃないか、ぼくは本は読まないがね」

 

  で、こっちは今日描いたホームズ。
  だいたい一〇年後なわけです。この間にぼくはらくがき含め約総計四〇〇〇枚くらい描いたと推測します。雑なものから、きちんと彩色を施したものまで、それなりに多いです。
  見比べてみると、さすがにこれだけ描けば、すくなくともすこしは上手くなるのだと言ってもいいのではなかろうか。

 

今、想うに絵の練習の仕方や知識というよりも、実際に描くのが一番成長する機会を与えてくれた気がするわけです。それと、ぼくはこの一〇年間で、たくさんの作品を観たり読んだりしました。そのインプットあったから飽きずに描いてこれたのだと思います。


  まず、観る。読む。経験する。


  それを実際に描いてみる。


  これに尽きると思うのですね。

Into the おっぱい

  村崩壊ネタはすでにやったが……飽きないので。森の奥深くに棲息する獣耳たちの一族は、ながく近親相姦を繰り返していた。……という世界観がまずあり、そこに一族の娘を売りとばそうと人間が村を焼く。男たちは射殺される。娘としてじつは一匹可憐な男がおり、血族を絶やさぬために……。

f:id:sakurarai:20170523015300j:image

  わたしのママが鉄砲の弾で頭を撃ち抜かれたのは、まだわたしが男だったころ。どうしていいかわからず、ママが犯されているのをみていたら、不思議な服装の人たちが、わたしの手をひいて車へおしこんだ。姉と妹、親戚の娘たち、男はわたし以外にいなかった。

  わけもわからず、泣いている娘と、お腹に精液をそそぎ込まれてうなだれている娘のなかで、何日も閉じ込められた。ガタガタとうるさいおんぼろの車だった。
  わたしたちが連れてゆかれたのは、お酒を飲んで、軍人たちの相手をするテントで……すぐに男だとわかってもらえたのに、わたしは愉しまれた。

 

 その後の展開。

 

  軍人を殺害する→大学で保護される→毎日精液を搾取される→自己が崩壊する→大学で殺してまわる→快感が忘れられなくて娼婦になり毎晩踊りつづける→ママ、ごめんなさい。

  最後のセリフ
  男はいう

「おっぱいのみたい」
「のみなさい」
  わたしはいう。