ノベルゲームを制作した
もう今年もおしまいですね。
冬コミの開催日でもあります。
さてさて、面白そうなアプリをみつけた。
それは、ノベルゲームを楽しく作れると謳っていた。
ので、さっそく僕も挑戦してみたのだ。
なんと無料。
#Script少女のべるちゃん で『月日のない国』を公開しました!
やってみて感じたのは絵のチカラだった。
自覚はあるし、たぶん周りに思われているだろうけど、僕はよくわからない様な話を書く。
突然観念的になったり、状況が二転三転したり。
これは癖。
観念的になるのは空想癖があるからだろうし、二転三転するのは飽き性でせっかちだからだろう。
ところが、絵が描かれていると、夜が明けたように街並みが一望できるようになる。
それは『氷結回廊』でもちょっとだけ掴めていた。
今は様々な意匠を凝らした動画があって、それを簡単に観ることができる。
学ぼうと思えば、いくらでもでも良いものが転がっているのだ。
ノベルゲームは映像としては単調だけど、作品を提供するには充分なツール。
そして、一番の強みは長い文章を読んで貰えること。
スマホの媒体でもプレイできるし、なにかとお手頃だ。
自分でも何度も繰り返して遊んだ。
野郎を主人公にしてもいいが、やっぱヲタクなので女の子が描きたい。
ちょっとホラー?。
このところ、ブログみたいな雰囲気の文体を好んでいてそれは、まぁ千差万別なんだけど、個人の意見として体験や考えを発表するという点で共通している。
このポイントが気に入っていて、投影体にそれをやってもらうことが指針になっていたり。
少女はいい投影体。
か弱い立場から世界をみることがヒントを教えてくれる。
こういう弱者の視点はいろんな人にも持ってもらいたい。
また、プロットの作り方も明快になってくる。
・何を体験するのか?
・どう考えるのか?
という点を掘り下げていく作業になったのだ。
世の中に弱者はいる。
学歴のないもの、容姿が悪いもの、お金がないもの、あらゆる労働者、いじめられている学生。挙げるときりがない。
誰しもが弱さを抱えている。という言葉は「だから頑張れ、だから頑張らなくてもいい」のような単純な考えになりがち。
そうじゃなくて、複雑に思う気持ちを養うことと、それに悩んで意見を言えるようにならないといけない。
メンヘラといっても、症状や悩みの幅は広いように。
作品を書きながら人間のあり方を見つけていくことも創作の奥深い味だ。
それでは次回の更新まで!。