さくららい制作日記

こころと創作について

認知行動療法への疑問

  認知行動療法(CBT)は心療内科で採用されていて、どうやら思考パターンを分析して、鬱や不安を引き起こさない思考方法を編み出す治療らしい。
僕もこれから、この認知行動療法を受けようと思っている。今のところ、この治療法自体に信頼感があまりなく、不安はある。
今までは、何度となく心療内科へ通うことを考えたが、いろいろな理由からそれは難しかった。

  心療内科の先生に「電線がこわいんです」っていったら、本当に困って苦笑いしていたのを想い出す。
先生は「普通か普通じゃないかで言ったら、普通じゃないよ」とおっしゃっていた。
僕は「空が広がっている方がいい」って考えだから、それを阻害する電線は「汚い」と認知してしまう。なぜ空が広がっている方がいいかだけど、それは自由でありたいからなんだよね、自由。で、わけわかんなくなる。
認知治療でもし僕が「自由なんかいらない、空が広がってなくていい」って言いだしたら、そりゃディストピアだ。
世界が間違っているのか、僕が間違っているのか、存在するのかしないのか、それに囚われている。