さくららい制作日記

こころと創作について

動物を描こう

  ぼくはケモナーですが、とくに動物キャラクターを愛しております。バルンバルンのおっぱいのメスケモは最高ですが、我描くとなれば、動物キャラクターを自然と選んでしまいます。

  動物キャラクターを描くとき、骨格や習性を知っているとよいでしょう。

  短い小説を書きました。

 

  飢えて草でも食べてしまいそうだったぼくのところへ、ちょうど友達がやってきた。
「おい、あっちの池のあたりにネズミがいるんだ! いっしょに狩にいこう!」
「え! ほんとう?!」
  ぼくらは全速力で走りだした。
  池のまわりを土を蹴ってグルグルとしていたところ、一匹のまるまるとしたネズミをみつけた。

「こいつはうまそうだ」友達は身を潜め、ぼくも真似っこした。
「おい、狩るのに二匹はいらないぞ? これは俺の獲物だ」
「冗談じゃない! 先にみつけたのはぼくだ!」
  喧嘩になった。
  友達はぼくの首に噛み付くけど、痛くはなかった。ぼくも噛み付いた。そんなことをしているうちに、いつのまにかネズミはいなくなった。
「あー逃しちゃった……」
  ぼくはため息をついて、ギュルリとなるお腹を舐めた。
「いくらでもネズミはいる」
  友達は答えた。

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