削除された、エピソード
尊属殺法定刑違憲事件。
ひとを殺してはいけません。
第二十六章に殺人の罪では、第一九九条において、犯した者は死刑又は無期又は五年以上の懲役に処す、とある。
次、第二〇〇条は、削除。削除ですよ〜‼︎。
夫婦別姓の選択を認めない民法の規定は、日本国憲法違反ではないか、違憲であると女性裁判官は全員一致しました。
最高裁判所での大法廷つーのは、憲法に接触しているかどうかにあります。ゆえに、一九六八年(昭和四三年)、栃木で父親を殺害した事件で審議の結果、本来は死刑になるが、違憲とされました。
近親姦を強いられた結果、親娘の間で五人の子(うち二人が幼いうちに死亡、他にも六人を人工妊娠中絶)を出産し、、、。当時二九歳だった娘が、当時五三歳だった父親を縊死させたとして、死刑をおなじように、父親のように、ロープで吊るされるのをただジッとまっていた。
十一人。産むために、地獄をみて、死刑をまっている。うちに九人は死に母もまた、死ぬはず、、、。同居していた妹が同じ目に遭う恐れがあったからであった。
殺されて当然な父親によって。死をまっている。
マテーイ、憲法に人権を尊重するとあるのに、そりゃねーぜ。
つまり、ようするに、殺人は重くとも五年以上の懲役にしかならない。殺せば、死刑になるかどうか、ではない。六法に命をかけて、削除された、死文にはエピソードがあり、第二〇〇条が削除と書いてあることはとても重いのであります。