ぼく、という作品
体を鍛えている。
この頃、いやもう数ヶ月になる。鍛える方法は腕立て伏せだ。運動は毎日必ず行っている。
なぜ鍛えているか。それは、数ヶ月前から着々準備を整えてきた、新作小説のためだ。ぼくがパズルに熱中しているのも、そのためだ。
五編構成の小説を書こう。
具体的には、二ヶ月くらい前から着々と準備している。これは具体的ではないか。
あとまだ数ヶ月はかかる。いろいろ勉強をしている、このことは誰にも言ってない。
人間ではなく、動物が主人公。あるいは架空の生き物が各自一人称で各五万文字ずつを計画。とある施設のまわりに棲息している生き物の生態系。SF。
うまくいけば年末に本にしたい。普通に分厚いものになる。
構成は考えてある、一応。一章は狐、二章は狼、三章は王家の遣い、四章はロボット、五章は入り乱れる。まだ勉強不足。
健常な体としっかりとした頭をつくるため、筋トレと文学研究を続けている。