さくららい制作日記

こころと創作について

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

これは林檎です

林檎だ! 林檎! でもまだ青いな ーー二〇一七年東京。 ‍♂️これがなにかわかりますか? 絵文字です ‍♂️だんだんこの世界の真理を理解してきたようだね。 ‍♂️林檎だと思っていたものはただの絵文字に過ぎず、私たちもまた絵文字に過ぎないのだよ。 この世界…

一〇年間でどれくらい成長したか

ひとはどれくらい描けばうまくなるのでしょう。 今回は、ビフォーアフターネタどすえ。 これは、中一の頃に描いていた漫画のキャラです。 青髪に赤鉢巻、ボロの服に手には鍬が。なんじゃこれは、と思いました(我ながら)。 ただ、このファンタジアでプロレ…

Into the おっぱい

村崩壊ネタはすでにやったが……飽きないので。森の奥深くに棲息する獣耳たちの一族は、ながく近親相姦を繰り返していた。……という世界観がまずあり、そこに一族の娘を売りとばそうと人間が村を焼く。男たちは射殺される。娘としてじつは一匹可憐な男がおり、…

失明したこと

兄が眼球へ割り箸を突き刺し、失明した。 いろいろと、怒りや憤りがあって、そうなってしまった。 少し前、閉鎖病棟から開放病棟へ移り、ようやくよくなってきたかと思われていたころの、突然の電話。 「そうか、ついにあいつやってしまったか……」 ぼくは答…

ポエム

「理性が齎らす命のおわり」あなたが魂を捧げて善を尽くすならば、もはや桜の花が散りゆくさまにすら、誇らしく怒ることができるだろう。しかし、愚かであるならばこの世の花々は等しく枯れゆくだろう。 他者を絶対にその凡ゆる思想や行動すら信じられない、…

経験された認識、性のポストヒューマンと幽霊

セクサロイドが普及した未来の世界では、「ほら、うちの娘だよ。今夜は貸してやるから、堪能しないよ」 「じゃあ、かわりにうちの娘を君に一日貸すよ」 みたいな友情が生まれるはずなのだ。「おまえのとこの娘のフェラチオは最高だな。おまえと友達でよかっ…

立ちションしながら夢を語れ

よく三人称や一人称の質問をされます。三人称に関していえば、ぼくはもうトイレで立ちションしながら友だちに話している物語と考えてきた。悶々とした想いを、こういう場所にこういう人がいて、こんなことをするんだ、というジョロジョロさせながら聞かせる…

小さな文字の絵画

騎士団の行進パレードに、街は活気で満ち溢れており、拍手のざわめきの音と、人々の会話が聞こえてくる。「ああ、騎士様とどうすればお近づきになれるの?」 そんなおとめの声に、ヘッと嗤いすみで睨む女、「人殺しのなにがいい」そんな女が、好きなのかもし…

ろりばばあ

雪の積もった峰々の麓に、名前のない獣の娘が暮らしていた。 おびただしい金と銀の輝き、静寂な夜に、ずっとむかしからそうしてきたように、お酒を飲んでみあげる少女。 とてもひとが暮らせるようなところではなく、少女は、いつからそうだったのだろうか、…

若い犬たちに告ぐ

いつから、オレは成犬になるのだろうか。 結局、オレはオトナになれなかった。そういうことだ、きっと。 社会の犬といわれたって、ぐうの音もでなかった。 鉄の重みが線路を踏みしめ、電車はやってきた。 盲導獣人学校を卒業したあと、まったくどうしたこと…

ぼく、という作品

体を鍛えている。 この頃、いやもう数ヶ月になる。鍛える方法は腕立て伏せだ。運動は毎日必ず行っている。 なぜ鍛えているか。それは、数ヶ月前から着々準備を整えてきた、新作小説のためだ。ぼくがパズルに熱中しているのも、そのためだ。 五編構成の小説を…

色の考え方

ぼくはデジタルで絵を描くのが好きです。好きな色を作れて、より自分好みの絵が描ける。 色について、好みの合う、合わないはその人の性格が近いかどうかを表すと思う。 ぼくは、明るい色が好きだ。もちろん暗い色も好きだけど、選び抜かれた鮮やかな色には…

動物を描こう

ぼくはケモナーですが、とくに動物キャラクターを愛しております。バルンバルンのおっぱいのメスケモは最高ですが、我描くとなれば、動物キャラクターを自然と選んでしまいます。 動物キャラクターを描くとき、骨格や習性を知っているとよいでしょう。 短い…

閉鎖病棟

閉鎖病棟いってきた。その名の通り鍵のかかった病棟でして、奇妙な緊張感がありました。 内省的な文章を書いたので置いておきます。 こんな小さなところに閉じ込められているんだ、異常者だからな、仕方ない。たとえ治らなくとも、ここにいればひとまずは安…