さくららい制作日記

こころと創作について

男子ってー飢えた獣なんでしょ?

  女性の中には「男性なんか飢えた狼」とか思っている方もいそうだが、男性はけっこう「人間のどうしようもなさ」を知っている。「飢えた狼」みたいな男性はあまりいない。男性って女性を見ると、老いていくんだろうな、誰かと結婚するのかなあ、とか儚さが伴った諦念が沸き起こるものだと思う。

エヴァンゲリオン』のシンジくんが浮いてるのはそういうことでしょ。シンジくんは「リアル」だし。

  綾波もアスカもキャラだけど、シンジくんだけ「ガチな中学生男子」。

惡の華』でガチな中学生男子がでてきたけど、あれ拒否反応あるのは、自分を客観視してるからでしょ。自分はこんなんじゃない! って。

  テレビのドラマからアニメ、映画やある意味ニュースまで作り物だが、惡の華やシンジくんは「ガチな中学生」というのを客観視させられる。お前たちの日常はなんにもドラマティックじゃないぞ、と。こんなにも退屈なんだぞ、と。というか、「飢えた狼」みたいな男性だと、むしろモテるというか、面白いでしょ。

性の悦びおじさん。

 

  男子ってー。悶悶な中学生だとしても、いずれ女性がただの肉にすぎず、夢がただの逃避行為でしかない、ということを「客観視されていること」で気づく、宿命的な悪夢の旅人だ。

で、本題というか、なんというか。その中で「ロリサイコー」とか「メイドさんサイコー」って言ってるの、涙ものでしょうよ。