子どもの感想文は一行でもいい話
子ども読書感想文を片っ端からすべて読んで(三〇くらい)いや小学二年生くらいでも性格や性癖がでているな、と思った。というのは、ノベル「青鬼」で青鬼に脚をつかまれている女の子がよい、とした男の子(笑)と「フレンチトーストは硬くなったフランスパンを食べるためにうまれた」などを書いた女の子がいて、「好きなシーン 好きなキャラ」を書く派と、「どういう知識が書かれていたか」という派と、「わたしはどう感じたか」という派に大きく分けて三つに分かれていた。
ぼくはまさに「好きなシーン 好きなキャラ」を書く派が大好きだ。なのにぼくは「どういう知識が書かれていたか」みたいな感想文ばかり書いてきた憶えがある。
「ここがえっちだ!」みたいな単純しかし正直な感想文を書く子ども(あるいは大人も)はエンジョイしてるなーとつい頬が緩んでしまう。
あと「マジックツリーハウス」や「ごんぎつね」などの感想文を書く子どもに、うわーぼくもそれ好き! と共感してしまった。
あっ、それ知ってる、読んだことある、という作品を無意識にでもチョイスする子ども(大人も)は、それだけで感想文の内容以上のなにかふしぎなチカラが働かせていると思う。
ハルキ
村上春樹と愉快な文学評論家たちの本をたのしく、いや夢中になって読んでいた。
やれやれ、村上春樹が好きになってしまったじゃないか。
各評論家の文章から伝わる著者のモテ値。あ、この人ってモテないんやなー(笑) なんて想像できてしまう。
それにしても村上春樹作品にでてくるフェラチオしてくる女は単純に村上春樹がフェラチオが大好きなだけだとぼくには思える。
結論は、ぼく的には村上春樹が否定されがちなのは村上春樹に才能があるからだとする(やれやれ)。
村上春樹は今や世界的に評価をされている大作家だが、アジアのインテリ層には軽視されており、日本でも大江健三郎などにデビュー当初は否定されていた。それは村上春樹は今までの日本文学にはなかったからだ。
ただし村上春樹の「異端者は受け入れられない」こと自体は日本文学界の伝統なのだ。
そのことは、異端者という作家はむしろ伝統的でありいたって普通だ、ということだ。村上は間違いなく「優れた作家」であり舐めてわかったふりをしていると大恥をかくだろう。
感心したのが、村上が外国に住んでいると、どうしても日本人だという、なにかしろの定義付けがいる、日本語を読めることにすでに日本を意識せざるを得ない、という話。
すげい「わかる😌」
東大全共闘 VS 三島由紀夫の話で、生徒「あなたは日本人だと勝手に思い込んでる」
三島は「それでいいんです、あなたね。外国で鏡に映った鼻の低い人、てめえなんだなあ」という例をだしていたが、村上は「日本語」を例にだしてずっとわかりやすい話をしていた。
ちなみに村上は三島も太宰もあわない😭とあちこちで語っているが、歳を食ってなんだかんだ似てきているようだ。
居酒屋店員のシャリンちゃん
◆泡は美味也
客「たっぷり泡をのせて」
シャリン「ええのん? ただの泡やで」
客「その泡がうまいんやん」
シャリン「じゃあえんりょなく」
客「おいいい! 半分泡やん、まあええは」
シャリン「(いいんだ)」
◆酒豪
居酒屋店員というのは、お酒に強くなければいけません。なぜなら……。
おっさん「ああ、ええ気持ちや、そうや、シャリンちゃんも呑みや」
シャリン「え、でもなあ」
おっさん「えんりょせんと、おっちゃんがつけとくから」
シャリン「じゃ、遠慮なく」
グビグビグビグビ
おっさん「ひえ〜〜〜〜」
◆よしもと
ヤクザ「じゃまんすで」
シャリン「じゃますんのやったらかえって」
ヤクザ「じゃなあ!」
シャリン「おう」
ヤクザ「ってあほゆうな! 今日はカシラと呑むんじゃ」
シャリン「暴れたあかんで、誓う?」
ヤクザ「誓う!」
◆涙はいらん
浮浪者「生一つ」
シャリン「おっちゃん悪いんやけどゼニあるん?」
浮浪者「あるある、ほら」
シャリン「おっちゃん五〇〇円しかあらへんやん、まあええわ」
浮浪者「お代わり!」
シャリン「あほう、おっちゃん空っぽやろ」
浮浪者「次、次払う!」
シャリン「ポリ公呼ぶぞ〜?」
◆媚薬
おねえさん「なあに〜〜?トカゲの丸焼きって」
シャリン「ウーパールーパーを炙ったやつやで!」
おねえさん「ウーパールーパーって、あのむかし流行った?」
シャリン「人間界のことよーしらんねん、ごめんな」
おねえさん「まあいいわ、ちょうだい」
シャリン「ウーパールーパー入りましたー」
ちなみにぼくは元居酒屋店員です。
◆どうせ棄てる
上司「おい、残すなや! 店員さん困るやろアホ」
部下「す、すみません、ちょっとこれ苦手で……」
シャリン「残してええねんで! どうせゴミ箱に棄てるからな。食べてリバースされるよりええわ」
上司「すんませんなあ、部下がアホで」
シャリン「部下いじめたあかんで」
◆新人
女子会
(大盛り上がり)
後輩くん「え、えーと」
シャリン「いそがなあかんで! よく見ときや! まずお酒を少しいれて、上からジュースを入れる。あとはかき混ぜるだけやねん」
後輩「も、もう一度お願いします」
シャリン「もーー よく見ときや! 」
………
女子会
「おそーい!!!!」
シャリン「お待ち!」
女子たち「店員さんおそーい!」
シャリン「ごめんな!」
女子たち「店員さんって好きな人いるの?」
シャリン「故郷(異世界)にいたけど……」
女子たち「どんな人?」
シャリン「毛深いで!(獣人)」
女子「きもーーい」
シャリン「な、なんやと?!」
居酒屋ものはこれからも描きたいと思っています。なんだか飲食業のたいへんなところを書いちゃた気がしますが、元気な店員さんが働いていると仕事の疲れも吹き飛びますよね!(ニード並)
お酒は飲んでも飲まれるな。では。
つかめる水をつくろう!
ガチャポンでみつけた「つかめる水」を作ってみましょう。ちなみに二〇〇円でした。
どうやら小学生の理科の実験として人気らしくて、セットも売っているらしい。
材料は
・乳酸カルシウム
・つかめる水のもと
・容器を二個
・レンゲ一つ(ないので大きなスプーン)
なんだか「科学者」になった気分!。
粉を水に混ぜるだけなんだけど、四時から五時間がかかるようだ。
(そして眠りつき朝がやってきた)
できた!!
な、なんだかやらしい(//∇//)
あーん
さわるとカエルの卵みたいな感じ。
……つたわらない?
謎のスライム系モンスターに襲われ身動きがとれないメイドさん。
「だっ、だれかあぁぁぁぁ!! だれかあっ……たすけ……て下さい……旦那様!!」
B液とA液を混ぜると、アルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムが反応して膜を作る。そして膜に閉じ込められた水がつかめる。ということらしい。 たのしい実験でした!。
おもちゃを買おう!
スーパーでなんとなくおもちゃを買った。
……ってうそやろ?! はじめて買ったのに、いきなり超レア「究極の至宝 レジェンドワーディアン」を当ててしまった。
うわっ!! かっけーーーー!!
しかも、変形するようだ。
おおおお! ケツァルコンドルワーディアンが変形した!!(手順がけっこうむずかしい)、どうやら、ノーマルからレア、そしてこの超レアがあるみたい。
やべええええ! これはカッコヨスギル。
アルファベットの “O” の状態で、まるでオーバーロード第一形態みたいだし、変形後のコンドルの姿は第ニ形態みたいだ。
細部の塗装や、古びた質感の再現がとても三〇〇円とは思えない出来。まるで超古代兵器のようだ。
「おーい、たぶんねえこれじゃないかな〜?」
「ほうこいつはでかいな」
スマホアプリのピクシブスケッチでキャラを描き加えてみた。壁はダイソーで買った英文が書かれた折り紙。まるでファンタジーゲームのような一シーンを撮影することができました。
おもちゃっていいものですねぇ(金曜ロードショウのあの人の声で)。
みにみにこうさく
日本橋でみつけた『みにちゅあーと mini』を買ってみました。どれどれ、たのしみだな、と蓋を開けてみると、既成品ではなく、組み立て式でした。
それがものすごい小さくて、やべえなあーできるかなーと不安になりつつも組み立てはじめました。
説明書を読みながら、作っていたら母親が「また役に立たないもの作ってる」と云ったので、ヲタクに対しての褒め言葉として受けとりました。
このレベルの小さな模型を組み立てるのは、高校の頃の手のり戦艦以来。ぼくは小学校の頃、手先が不器用で、工作の時間に間に合わせられないことがよくありました。発達障害の方にはぶきっちょな人が多いらしく、おそらくぼくもそうだったのだと思っています。でも、工作は一番大好きな科目で、いつも楽しみにワクワクしながら待ったものです。
苦手なはずの細かい作業が、毎日手を使っていくうちに、ある程度細いものに対応できるようになりました。諦めなかったからですね。
うーん これはきつそうだ。
ぼくはマイペースに作ることにしました。時間を気にせず、ゆっくりと。そして、ぼくは美術について専門的に学んで人よりちょっとだけ器用になりました。
ボンドの接着力じゃ外れてきちゃう! 瞬間接着剤じゃないと……。
器用な人は、頭のいい人です。器用なのは、それだけ自分を制御できる能力があるからです。だから、器用なな人は知能が高い、学習にも取り組む根気がある。
ぼくはそんな人たちに憧れてあとを追ってきました。日本人は、世界的にみてもかなり器用だといわれています。いえ、たぶん世界一です。お箸に折り紙に複雑な文字。とにかく手を駆使します。手や舌はとてつもなく脳を動かず部位だといわれています。人間はこの地球でもっとも器用な動物であり、日本人はその人間のなかでも特に器用だというわけです。
朝ごはんも食べずに約四時間かけて完成。
出来はともかく、とりあえずは形にはなりました。
夢中で作っているとお腹も空かないものです。
今度はもっと上手に作ります。そう、諦めないで取り組むことは大切ではないでしょうか。
大きな絵や迫力のある風景も素晴らしいですが、こうして手のひらより小さなものに目を向けてみるのもステキだと思うのです。
獣帝国!
妄想です。妄想を垂れ流します。
ケモっ子学園ものがあまりに読みたかったので、自分で書きました。内容は高橋留美子作品的なイメージ。
先生「えー転校生を紹介します、ケモっ子のモフです」
モフ「よろしくな、人間!」
「ええーーーー?!」
先生「えーとかいわない、じゃあ、そこ磯川の隣」
モフ「よろしくな、磯川!」
磯川「……よ、よろしく……」
「やべーよ、磯川ってケモナーでしょ? あの子犯されちゃうよ」
磯川「……ねえ、モフさん……モフさんって鉛筆持てないのにどうやってテスト受けるの?」
モフ「よくぞ聞いてくれたね! わたしの国では脳波を読みとって、この筆記マシンに代わりに書かせるの!」
磯川「……脳波……」
カタカタカタカタ
磯川「すごい」
女子「ねえ、モフさん一緒に食べよう」
モフ「おう! 磯川は?」
磯川「……お、おれはいいよ……」
女子「モフさん、磯川なんかほっときなよ」
モフ「わたし、磯川と一緒に食べたい」
磯川「……え?」
女子「……ほんとに言ってるの?」
モフ「ほんとだよ!」
(ケモナーの妄想)
磯川「あ、あの」
モフ「なーに?」
磯川「モフさん、部活もう決めた?」
モフ「部活って?」
磯川「えーと、部活っていうのは、勉強以外の活動も行うように、放課後同じ傾向の人が集まるものだよ」
モフ「そっかー! わたしの国じゃあ放課後は射撃&匍匐訓練していたんだよ!」
磯川「た、たいへんだったね」
磯川「あ、あのおれは、生物研究部なんだけど、よければモフさんも……」
モフ「生物研究部? 面白そうだね!」
(部室)
加賀「なんだよ、磯川。おせーじゃねーか、ってモフさん? なんでここに」
モフ「よろしくな!」
磯川「今日から入部したんだ」
加賀「お、一緒にツチノコ探そうぜ!」
加賀「なっに〜〜!? 漫研の風谷がモフさんをかけて対決したい、だと〜〜?!」
磯川「風谷はモフさんをネタに使いたいだけだよ」
加賀「で? 対決方法はなんだ」
磯川「そ、その、モフさんをデートに誘った方が勝ち、だって」
モフ「なになに〜? なんのお話?」
加賀「おし! モフさんうめえもん食べにいこうぜ!」
モフ「やったあ!」
(ガラっと扉が開いた)
風谷「ちょいまてや! モフさんとは先約があるんやで、なあモフさん?」
磯川「そ、そうなの?」
モフ「うん! 風谷がびーえるって漫画を教えてくれるんだって!」
磯川「BL……」
(部室)
モフ「わー! 人間の雄同士が口の中におやつがないか探しあってる!」
風谷「ええやろモフさん」
加賀「なに、モフさんにキモチワルイ漫画読ませてるんだよ、風谷!」
加賀「なにいっとんねん、BLは文化や。それに、磯川はケモナーやろ、人の趣味に口出しできへんやろ?」
モフ「磯川はなにも言ってないぞ!」
加賀「おい、磯川……たのんだぞ!(耳打ち)」
磯川「た、たのんだってなにが」
加賀「モフさんをデートに誘えるのは相思相愛の磯川しかいない(ボソボソ)」
磯川「そ、相思相愛って………」
モフ「?」
(覚悟を決めて)
磯川「あ、あの……モフさん、ちょっと先生にプリントを貰いにいくから、一緒に来てくれる、かな」
廊下を歩いていくケモとケモナー。
モフ「磯川! 磯川といるとなんだか楽しい!」
磯川「……あ、ありがとう」
女子「ひっ、あのケモナーの磯川にたぶらかされてる」
を追う二人の野郎。コソコソと。
加賀「なんでついてきたんだ」
風谷「あほ。モフさんが襲われないか見守ってるだけや」
先生「なんだ磯川、デートか?」
磯川「ちっ、違いますよ!」
モフ「デート?」
先生「デートというのはね、男女がお互いにだいすきー、って手を繋いだりする遊びなの、でも我が校は恋愛禁止だよ」
モフ「へー!」
磯川「…………」
水泳の授業のあと、毛がビチョビチョになったモフさんを女子たちがバスタオルでわしゃわしゃ! と水気を拭ってあげるとか。午後の授業で毛がフワッフワになってるとか、ケモ学園ものはいろいろ美味しいぞ。
磯川⇆モフさん←ドラヲ←番長
↑
モフさん←風谷
【相関図】
学校の近くの喫茶店でドラゴンが働いといて、番長と仲良し。ドラゴン族とケモ族は戦争中。だが、ドラゴン族のドラヲ(番長命名)はモフさんに恋をしている。さらに番長はドラヲに恋をしている(ゲイ)。